2020/8/31~2年生 あばれる1DAY~エンジョイ~がありました。

子ども向け宿泊体験が新型コロナウイルス感染防止で中止になった中、
この時期にしかできない経験、
夏の思い出、
思い切り自然の中で動く体験の場を提供したく
10時間の冒険チャレンジイベントとして、再調整し実施しました。

鳥の羽や、謎の看板など見つけては
「何か危険なにおいがする…」「事件が起きたのでは!」
と、ワクワク冒険モードな子どもたち。

今年初の試みで、最大の冒険は
園外にある
新潟産業大学の金ゼミ(エコハウスで野菜販売もしています!)の農園まで
みんなで歩いて、野菜の収穫!!

  

 

 

「自分の力」というキーワードで
畑まで「歩く」、野菜を「採る」、ザリガニの竿を「作る」「釣り上げる」、
火を「起こす」、夕食を「作る」
様々なでチャレンジをしました。

 

   

夢の森公園では自分で考えることを大切にしています。
「あなたならどう考える?」「本当はどうしたい?」「どうしたらいいかな?」
子どもたちからの投げかけにすぐに応えるのではなく、
どんな思いを持ってるのかな?と言葉の背景を聴いてたり、
自分で考えるきっかけになるようなサポートの声掛けをします。

それは、寄り添うこと、応援することを大切にしているからです。

たくさんのアウトドアアクティビティに挑戦することも冒険ですが
「自分との小さな戦い」という冒険もまた、
それぞれに起こったことと思います。

「友達とずーっと一緒じゃないと本当は不安だから、友達に合わせてたけど、
自分の考えで動いてみようかな」
「恥ずかしくて言えないけど、ちょっとだけ頑張ってみよう」
「思い通りにならなくて悔しい!でも、逃げないでやってみよう」

自分がそれまでできなかったこと、こんな場面なら逃げだしていたということに
ちょっとだけチャレンジするのは、
自分の勇気だけでは乗り越えられないことが多いです。

誰か1人でも、そばにちょっといて、聴くだけで、安心感や勇気がもらえる。
私もそういう経験をして大人になったので
たった1日のイベントですが、
参加の子どもたちにも、この一日の中で
一歩を踏み出す小さな体験をしてもらえていたら
とても嬉しいです。

 

さて
夜は、ワクワクドキドキの森探検。

自分で作った夕食を山の中で温めて食べ(美味しい!の声が上がりました)、
森が暗くなるのを待ちました。

 

 
2日目は小雨降る中でしたね。
前が見えない夜の闇のドキドキの夜の森歩きも無事にクリア!

 

焚き火を囲んでのふりかえりでは「今日一番ドキドキしたこと」をみんなに聞きました。
一人一人の小さな視点は、どれも深くうなずける小さな冒険の出来事でした。

 

毎年思いますが、
始めて出会ったばかりの仲間と
生活を共に過ごすって、大人でも難しいです。
ましてや、エネルギー全開で遊ぶから体はクタクタ。
いつもいるお父さんお母さんもいないから、ちょっと寂しい心。
ちょっとぶつかりたくなる時、いじけたくなる時もありますよね。

出会った仲間と折り合う、
自分も相手も心地よく時を過ごす、
これはじつはとても大きな冒険だと思っています。

今回の子どもたちも、
出会った仲間と上手に居り合い
大きな怪我もなく、10時間の冒険を過ごすことができました。

素晴らしい冒険エンジョイ、お見事でした!

今週は3年生~6年生の冒険!
楽しみです!

担当スタッフ 山本ろこ

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【ご参加の皆様】閲覧可能期間は3か月程度
写真サイトはこちらです。メールでお送りした合い言葉を入れてご覧ください。

あばれる1DAY エンジョイ①
http://30d.jp/yumemori/104
あばれる1DAY エンジョイ②
http://30d.jp/yumemori/105

 

 

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