8月7日・8日・9日
とって!しらべて!たべて!毎日が楽しくなる昆虫キャンプがありました。
県内各地から虫好きが集まりました。
■昆虫探検隊出動!
園内を探検。森の中に隠されたクイズや出された指令の昆虫を捕まえました。生きものを調査したり、ねらった虫をとるには、まわりの環境を知ることがとっても大切です。虫もとりつつ園内にはどんな環境があるのかを確認しました。
子どもたちはみんな虫を見つけるのがとっても上手で、スタッフもびっくりでした。
トンボやセミ、バッタ、タマムシなどいろいろな虫がとれました。
■昆虫ハンターわな名人になろう!
森の中にバナナトラップと落とし穴トラップをしかけました。雨が降っていたので残念ながらバナナトラップではカブトムシゲットならず・・
落とし穴トラップでは、ねらっていたオサムシやゴミムシ、シデムシがとれました。
■サバイバル!もしジャングルで研究をすることになったら?
火おこしをして飯ごうでごはんを炊きました。火をおこせることは野外で生き抜くためにとっても大事な技術です。火があれば、肉が焼けたり、明りを灯したり、暖をとったりできます。
昆虫食にも挑戦しました。いつも食べているような食べものがなくなったとき、あなたならどうしますか。虫を食べ物の選択肢として考えることはできますか?
今回食べたのはガムシ、カメムシ、イナゴ、タランチュラでした。子どもたちはためらいなくぱくぱくと食べていました。
■昆虫標本づくりに挑戦!
柏崎市立博物館の学芸員の佐藤俊男先生や柏崎昆虫愛好会の近藤先生に昆虫標本の作り方を教えてもらいました。
「いのちをもらってつくるんだ。だからちゃんとしたものを作らなければならない。そしてちゃんとしたものをつくれば、100年後の人にもここにどんな虫がいたのか、どういう環境があったのかを確かに伝えることができるんだよ」という先生の言葉が印象的でした。
はじめ子どもたちからは「かわいそうだな」という声もありましたが、先生のお話を聞いて一生懸命標本をつくる姿が見られました。
そのほかの活動でもドラム缶風呂に入ったり、テントを張ったりとても楽しい3日間でした。
今回のキャンプは、昆虫が好きなみんながさらに好きの一歩先へ踏み出していけるようなキャンプにしようと思い企画しました。あんまり興味が無かった虫が好きになったり、虫捕り技術がレベルアップしたり、標本づくりなどを通して違った角度から虫を見るきっかけになったらいいなと思っています。
私が子どものころには、まわりに虫が好きな友だちがいませんでした。同じように虫が好きな仲間と楽しく活動する場があったらなという思いもありました。あさお(キャンプスタッフ)は参加してくれたみんなといろいろな虫のお話ができてうれしかったです。
ぜひまた公園に遊びに来てね。
●参加者のみなさんへ
※持ち帰った昆虫標本について
タッパーの中には防虫剤と乾燥材が入っています。日陰で風通しの良いところで2週間ほど乾燥させると虫の体が固まりますので、様子を見ながら周りに刺してある針を抜いて標本を完成させてください。
乾燥剤は中のシリカゲルがピンク色になったら電子レンジで1~2分ほど加熱すると青色に戻り、再利用できますのでこまめに確認してください。
※キャンプ写真について
下記URLよりアンケートに答えていただき、パスワードを入力するとキャンプ写真を閲覧できます。