7月30日~8月1日
2泊3日の忍者修行キャンプをしました。
里山というフィールドやアウトドアの知識を体験しながら学び、
ちょっと頭を使って
仲間と課題に挑戦するキャンプです。
伝説の忍者「ジライヤ」「ツナデ」「オロチマル」の3班に分かれて
班行動。
自分たちで「何をやるか」決めて過ごしました。
カヌーで忍者の暗器「マキビシ」をゲット!
班行動なので、
少しの余白間をもって、ゆったり・じっくり取り組める雰囲気でしたね。
さて、、、
忍者修行というと
「手裏剣」とか「○○の術」とかを一生懸命練習しているイメージですが
実際の忍者はもちろん修行はしていたけれども
家事や家業、これらも修行ととらえて(黙々とこなす精神的な鍛練)、丁寧に生活していたようです。
また、子どもの修行は「遊び」。
子どもの遊びこそ体験から学ぶ時間です。
武器やクスリも体力・知識がなくては使いこなせません。
先にたくさん遊ぶ(学ぶ)ことが大切なのです。
子どもたちどうしの遊びの中から、体力や体の使い方が身につくだけでなく
(遊ぶ場所だった)森の知識が体験から身につき、
どうしたら仲間とうまくやるか(折り合うか)を日々経験する、
そういったことも学んでしました。
そんなことからも、
みんなと生活を共にすること=修行
と考え、
遊びだけでなく、
日々過ごすことやそこで揺れ動く微細な気持ちも大切にしながら
3日間を全力で過ごしました。
参加した皆さんとゆっくり過ごす時間が多く
私たちスタッフも
豊かな時間を共有できたなあと思っています。
修業には終業がありますが、
修行には終わりがないそうです。
毎日の暮らし=修行はまだ続いていることと思いますが
このキャンプでの「楽しい思い出」「充実感」から、
「生きる力」へと
つながりの1つになれていたら、うれしいです。