おとな向け里山の酒づくりCAMP ★10周年特別企画★

今回この酒づくりキャンプを担当する遠藤と申します。
このキャンプの魅力をなるべくわかりやすく
伝えたいと思っているのですが、

▼このキャンプを実施するまでに
クリアしなければならない壁がかなり多かったこと

▼これからの地域や持続可能な暮らしをつくっていく
担い手である大人を対象に、地域のさまざまな関係者と
手をつなぎなら、夢の森公園が単なる環境教育施設
という枠を超え、地域活性化や未来につながる活動を
展開したい

などの理由から、以下のキャンプ案内が
長文になってしまったことをご容赦ください。

このキャンプに関わっていただくことになった方とは
かなりの時間をかけて、企画を練り上げてました。

担当である私はもちろんのこと、関わってくださる
みなさんの意気込みや気持ちが伝わることを願って
最後までお読みいただけると幸いです。

キャンプでお会いできることを楽しみにしています。

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自らの手で酒米を育て、
自分たちの日本酒を造る…。

その純米酒は
どんな味がするのだろう?

酒づくりCAMPのフィールドは
柏崎の里山(SATOYAMA)。

人の営みとともに育まれてきた
海、山、川の豊かな自然がそこにはある。

 

 

【里】5/27-28

はじまりは、里山との出会い。
そして、ともに酒をつくる仲間との出会い。

柏崎市内にある有機農家の田んぼをお借りして
参加者の手で酒米「越淡麗」※の苗を植える。

そこは、米の栽培に40年以上関わり続けてきた
男の田んぼだ。

この男の米への愛情ははかり知れない。

今回の酒づくりCAMPはこの男の情熱なくして
生まれなかったと言っていい。

男は、現在も有機JAS認定農家として、
有機米、特別栽培米の生産する農家として活躍している。

 

日本人にとって米は特別なものだ。

しかしその生産の現場がどうなっているのか
高度に分業化された現代社会に生きる私たちには
なかなか知る機会がない。

その米は誰がつくり、
どのように流通して、私たちの口に届くのか?

今回の酒づくりCAMPは、酒そのものを知ることに加え、
酒ができるまでの過程=生産現場や柏崎の風土を知ることが
大きなテーマになっている。

米のこと、水のこと、そこに吹く風のこと。
そこに生きる生き物たちのこと。
そして酒に関わる人のこと。

これらを頭で理解するだけでなく、
直接触れ合いながら、体で理解することを
大切にしたいと思っている。

もちろん、これだけのCAMPで
すべてを理解できることはないだろう。

それでも、理解へのきっかけとなる
体験を仲間とともに共有したい。
それが本CAMPを実施する最大の目的である。


越淡麗は、新潟県が16年もの歳月をかけて研究開発し、
ようやく完成した新潟県待望の酒づくりに適した米。

母方に「山田錦」、父方に「五百万石」という
交配組み合わせの中から、両者の長所をあわせ持つ。

新潟の風土に適し、山田錦を超える質を持つと言われる。

 

 

【宴】夜の時間 たとえばこんな…

作業が終わって汗を流したあとは、
美味しいお酒を酌み交わす、大人の時間。

この時間が楽しいから集まりたくなる。

きっとそんな時間になることだろう。

このCAMPの魅力のひとつは、
この夜の時間に、日本酒に深く関わる人たちが
ゲストとして参加してくれることだ。

そのうちの一人が、原酒造和醸蔵、杜氏の
 石黒 芳和

柏崎に居をかまえる原酒造の創業は
江戸時代後期の文化11年(1814年)。

原酒造は、2004年の中越地震、2007年の中越沖地震と
2回の震災で社屋の7割が倒壊するという被害にあった。

しかしそこから復活を遂げ、中越地震の後に
「和の心にて良酒を醸すべし」と意味を込めた
和醸蔵がつくられる。

石黒はその和醸蔵で杜氏をつとめる男。

酒づくりに必要な繊細さだけでなく
大胆さも感じさせる。
しかし、その語り口はやさしい。

酒づくりの杜氏に会えるという貴重な体験を、
あなたにも酒を酌み交わしながら感じてもらいたい。

 

 

【生】6/24-25

日本酒をつくることは、他のお酒に比べ
複雑であるということをあなたはご存じだろうか?

日本酒の原料である米は糖分を含んでいない。

このため、米の中のデンプン質を糖化させるために
麹(こうじ)を加え、米を糖化させる必要がある。

さらにそこに酵母(こうぼ)を加えて
じっくり発酵させる(アルコール発酵)。

同じ容器の中で、糖化と発酵が同時に行われるので、
これを「並行複発酵」と呼ぶ。

原料であるブドウに糖分が含まれるので
そのまま酵母を加えてアルコール発酵する(単発酵)。
ワインとの違いがここにある。
そしてもうひとつ。
あなたは麹(こうじ)も酵母(こうぼ)も
生き物であることをご存じだろうか?

日本酒は、これら生き物の力を
うまく活かしながらつくる酒だ。

デリケートで複雑で、手間がかかり、
創造性も求められる。

綿々と受け継がれてきた
越後杜氏たちの工夫と情熱が、

唯一無二といえる日本酒づくりの高度な製法と、
深い味わいの新潟清酒の世界を生み出した。

今回は、原酒造の酒蔵の見学を行う。
この時期、蔵は実際に動いていないが、
酒づくりの基本をしっかり学びたい。

奥深い日本酒の世界に入るきっかけを
ここでつくっていこう。
さらに今回は、生き物という視点から
酒米づくりを行う田んぼという環境に生きる
小さな生き物たちにも注目していく。

田んぼは私たち日本人が描くふるさとの風景として
なくてはならないものであり、心に刻まれている。

しかし、多くの人が作物の生産に関わることがなくなり、
このような小さな生き物に触れる機会は減ってしまった。

この時期は田んぼの生き物たちが
にぎやかになる季節だ。

うまくタイミングが会えば、柏崎でも
随一の発生量を誇る鵜川地区で
ホタル酒を楽しめるかもしれない。

学びと感情は常にひとつなのだ。

 

 

【水】9/16-17

実りの秋。稲刈りを行う。

米は貯蔵方法や乾燥・調製方法によって、
味がぐっと変わってしまう作物だ。

カントリーエレベーターを知っているだろうか?

米を籾(もみ)のままで貯蔵できる施設で、
籾を外した玄米で保存するより、
一年を通してお米を美味しく保つことができる。

今回は、大人の社会科見学。

柏崎農協のカントリーエレベーターを見学し、
普段なかなか見ることができない
米づくりの現場に迫っていこう。

酒米づくりを含め、日本の農業の現状を知り、
これからの農や里山について考えることは、
今回のCAMPの大きなねらいのひとつである。

 

この時期、私たちが植える酒米、
越淡麗の育ちはどうなっているだろう?

今回育てた酒米の仕込みは、原酒造のご好意により
私たちが育てた少量の米だけを使い、
昔使っていた小さなタンクで特別に仕込んでもらう。

 

ここで米が少量であるがゆえの問題がいくつか発生する。

まず、通常の仕込みで使われる機械を使って
米を磨くことができないこと。

ご存じの方も多いと思うが、
大吟醸クラスでは、半分以上削られる。

日本酒づくりは米を削っていくことで
雑味を除いていくのが基本だ。

しかし、今回は少量であるために

米を10%程度しか削ることができない。

一般的なコイン精米を使わざるを得ないためだ。

これは通常の酒づくりではありえない方法だ。

言い換えると、いくら名杜氏と言えども

いつもの感覚で仕込むことができないということでもある。

一例をあげると、90%までしか磨かれていない米は

吸水時間が通常よりも多くかかる。

このタイミングをしっかりと見極めながら

特別な酒づくりをする必要があるのだ。

手間がかかっていること、この上ない。

ふだん飲んでいる酒とは
一味もふた味も違うことになるだろう。

実は、今回のCAMPの夜の時間には、
試験的につくられた精米歩合90%で仕込んだ酒も
少量だが用意している。

すでに関係者とともに試飲をしているが、

名杜氏と言われる石黒からも

その醸造過程では通常にはない苦労があったと聞かされた。

 

その味もぜひ楽しみにしてもらいながら、
私たちだけの酒をつくっていこう。

 

さらに今回は、酒づくりに欠かせない
「水」にも迫っていく。

越後の秀峰、米山に降り注ぐ雨をためる
柏崎の水がめに、谷根のダムがある。

海底火山が隆起してできた米山は、
岩肌が荒々しく、その渓谷はとても美しい。

水の源をたどる旅として、
今回は谷根川の源流部を歩いていく。

歩くという表現は適切ではない。

ライフジャケットをつけて泳ぎながら、
その源流部を進んでいくからだ。

夏でも冷たいその水で、
私たちの酒はつくられる。

そんな水をダイナミックに味わえる
貴重な体験を共有したいと思う。

 

 

【宴】夜の時間 たとえば…

「新潟清酒達人検定」をご存じだろうか?

新潟清酒達人検定は、新潟清酒の知識を深め
その良さを再発見、認識することによって、
新潟清酒への興味、愛着を生み育んでもらうための検定あ。

なぜ新潟の酒は美味しいのか?
なぜ品質が高いのか?
どんな蔵があるのか?
どんな味なのか?

こうした疑問に的確に答えられ、
伝えていくことのできる達人を
検定試験によって養成している。
この検定には、金、銀、銅の3種類があり、
金の達人はプロでも合格が難しいほど
難易度が高い。

柏崎にもわずかながら、
金の達人がいる。

その男の名は、西巻 進

日本酒を愛するこの男の知識は深いだけでなく、
酒を飲むものへの愛に満ちている。

酒のことが何もわからない人にも
やさしくその魅力を伝えられる数少ない一人であり、
本CAMPの夜の時間にお呼びするゲストの一人だ。

 

 

【醸】2018年3/9

この日はついにできあがった純米酒の試飲を
原酒造「酒彩館」にて行う。

冬に行われる酒づくり。

実際に稼働している蔵の見学も行いながら、
酒づくりの実際を学んでいこう。

約1年の時間をかけて関わってきた
日本酒はどのような味がするだろう?

あなたはそれをどう表現するだろう?

 

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だいぶ長くなってしまいましたが、
日本酒が好きな方、自然が好きな方、柏崎が好きな方には、
すべてが楽しみと学びになる、大人限定のプログラムです。

そして、酒づくりCAMPは、
夢の森公園開園10周年だけの特別企画。

酒の名前やラベルをどうするかなど、
CAMPの参加者で楽しく考えながらやっていきます。

ぜひこの機会に、楽しい仲間たちと
つながっていきましょう!

 

▼日程

【里】5/27-28 仲間との出会い&田植え
フィールドとなる里山との出会い、仲間との出会い。
そして酒米の田植えを行います。

【生】6/24-25 酒蔵&里山の生き物
自然酒を仕込んでいただく原酒造の酒蔵見学。
田んぼと深い関わりのある生き物たちの魅力にせまります。
時期があえばホタルの見学も。

【水】9/16-17 稲刈り&源流探検
実りの秋。酒米の稲刈りと、柏﨑農協のカントリー
エレベーターを見学。酒造りの元となる源流を探検!

【醸】2018年3/9(金)13:00~15:00@原酒造「酒彩館」
できあがった純米酒の試飲や、仕込みが行われている
酒蔵の見学を行います。

 

▼料金:24,000円(全4回) ※単発参加:15,000円(第4回のみは参加不可)
▼対象:20歳以上
▼定員:15名 ※単発参加:10名
▼宿泊:テント泊@柏崎・夢の森公園 ※寝袋、テントは用意します。
▼その他:

・各回、夢の森公園が集合場所となります。
・公園から体験現場への移動は原則参加者の車の乗り合わせになる予定です。
・天候により体験内容が変更となる場合は、集合場所が変わる可能性があります。
※体験内容入れ替えのため

▼ゲスト:

石黒 芳和氏(原酒造 杜氏)
西巻 進氏(新潟清酒達人検定「金の達人」)

 

▼スケジュール

※天候により1日目と2日目の内容が変わることがあります

13:00 集合→作業や見学開始
18:00 夕食 たき火でピザ!季節の野菜とともに…
20:00 宴会

7:00 朝食 おいしいごはんとお味噌汁
8:00 お楽しみ企画
11:00 片づけ
12:00 終了

 

▼お問い合わせ先:
柏崎・夢の森公園 管理事務所
TEL:0257-23-5214
MAIL:info@yumenomori-park.jp

プログラム名里山の酒づくりCAMP ★10周年特別企画★
開催日2017年5月27日~2018年3月9日
料金24,000円(全4回)  ※単発参加:15,000円
定員15名  ※単発参加:10名

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